分娩について
総合周産期母子医療センター
・母体救命対応型総合周産期センター
東京都の母体救命対応型総合周産期センター(通称、スーパー周産期センター)に指定されており、生命の危機があると判断された妊婦さんを24時間いつでも受け入れています。
・妊娠22週以降の分娩に対応可能な総合周産期センター
妊娠22週以降の分娩に対応可能な総合周産期センターとしてMFICU(母体胎児集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)があり、産婦人科医師の常駐だけではなく、新生児科医師も24時間常駐しています。
・重篤な合併症のあるハイリスク妊娠および分娩には各診療科医師と協働し、高度な周産期管理を提供しています。
まずお読みください
・立ち合い分娩再開のお知らせ
・産婦人科の診療体制変更のお知らせ
・昭和医科大学病院の分娩予約について
当院の妊婦健診について
セミオープンシステム
当院は大学病院であり、外来診療上14週以後34週未満の間の妊婦健診はセミオープンシステムを取っております。
ハイリスク管理が必要な妊婦さん以外は、近隣のクリニックにて妊婦健診を行っています。
提携病院
当院のセミオープンシステムの連携病院は以下の通りです
無痛分娩

昭和医科大学病院では、医学的な理由はもちろん、妊婦さんのご希望を理由にした無痛分娩を行っております。当院の無痛分娩は枠を設けた計画分娩であり、ご希望の方全員に対応できないことがあります。また平日のみの実施のため、計画外に陣痛発来した場合には無痛分娩を行うことができないことが多くあります。計画分娩の方法は、外来で産婦人科医師より詳しく説明いたします。
無痛分娩予約は子宮口の内診所見と鑑みて決めるため、予約の先取りはできません。
無痛分娩をご希望の方は、セミオープンシステムより帰院した34週健診時にその旨を産婦人科担当医師または助産師、看護師にお伝えください。
無痛分娩に関してさらに知りたい方は昭和医科大学病院>診療科>産婦人科ホームページとQ&Aをご覧ください。
無痛分娩外来は現在実施しておりません。
当院はJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)の無痛分娩登録施設です。
登録内容は昭和医科大学病院>診療科>産婦人科ホームページをご参照ください。
初診時のお持ち物
・診療申込書
・健康保険証
・各種医療証
・母子健康手帳および妊婦健康診査受診票(補助券):妊婦さんで交付されている場合
・紹介状:お持ちの場合
当院に初めておかかりになる患者さんは、初診受付で診療申込書や問診票を記載していただいておりますが、こちらより各書式をダウンロードの上、A4用紙にてプリントアウトし、事前にご自宅等で記載して持参することができます。待ち時間の短縮等につながりますので、ご利用ください。
受診の流れ
【分娩希望の方】
当院での分娩をご希望の妊婦さんは、産婦人科外来に8:30~11:00に来院していただき、そこで分娩予約をさせていただきます。すでに他院で妊娠確定、妊婦健診をされている場合は、紹介状をご持参ください。なお、制限数を超えた場合は、お断りさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※お電話での分娩予約は受け付けておりません。
※紹介状がない場合には、初診料算定時のみ選定療養費(7700円)をお支払いいただきます。後ほど紹介状を持参された場合選定療養費は返金できませんのでご了承ください。
※外来の混雑状況によっては待ち時間が長くなる場合もあります。ご了承願います。
【分娩以外の方】
初診の方は、原則として他の医療機関からの「紹介状(診療情報提供書)」が必要です。
〇紹介状をお持ちの方
紹介状のお持ちの患者様は、電話またはメールにて受診の予約ができます。
〇紹介状をお持ちの方
紹介状のお持ちの患者様は、電話またはメールにて受診の予約ができます。
紹介予約直通電話番号:03-3784-8419 (受付時間 月~金 8:30~17:00)
WEB予約(メール):WEB予約フォーム (受付時間 24時間受付中)
〇紹介状をお持ちでない方
産婦人科外来に8:30~11:00に来院してください。
※予約されている方より待ち時間が長くなりますがご了承願います。
※紹介状がない場合には初診料算定時のみ選定療養費(7700円)をお支払いいただきます。
費用について
経膣分娩の場合 | 65万円(出産前日入院、休日、深夜問わず) |
双胎妊娠の経膣分娩の場合 | 100万円(出産前日入院、休日、深夜問わず) |
帝王切開分娩の場合 | 約68~83万円(自費と保険分を含めた金額になります) |
双胎妊娠の帝王切開分娩の場合 | 約106~116万円 |
*上記費用は大部屋(6人部屋)の場合の金額です。大部屋以外を希望された場合室料差額が追加になります。
*経過によって料金が加算される場合があります。
※令和6年1月8日の出生児より全例対象に重症先天性心疾患のスクリーニング検査として
下肢のSpO2を測定致します。検査費用として上記金額とは別に6,600円頂戴いたします。
その他注意事項
帰省分娩の妊婦健診の取り扱い

当院で分娩の方以外の妊婦健診は、母体及び胎児ハイリスク管理が必要な妊婦さん以外は原則お受けしておりません。
検査(出生前検査について)

当院で分娩する方は妊娠初期精密超音波、中期精密超音波、後期精密超音波の3つのスクリーニング外来を必ず受診いただきます。 NIPT、コンバインド検査、クアトロ検査、羊水絨毛検査、妊娠初期精密超音波検査、検査費用に関しては下記PDF参照して下さい。
カンガルーケア(早期母子接触)について

分娩後2時間早期母子接触を行うことができます。
その他注意
●産科外来、入院時付き添いについて
外来受診時、感染対策の観点からご本人様のみでの受診をお願いしています。
また入院時の付き添いに関しては病棟前までとさせていただき、病室などにご家族様が入ることはお断りさせて頂いています。