1. HOME
  2. 講座紹介
  3. 先輩たちの声

先輩たちの声

出嶋医師

横浜市立大学を卒業し、2020年に昭和大学病院産婦人科に入局されました。
大学病院で研修を開始した後、関連病院を回り、後期研修2年目で大学病院に戻ってきました。そんな出嶋医師に産婦人科医になるまでの道のり、昭和大学に入ってみて感じたことを中心に話を伺いました。

初期研修はどこでされたんですか?

品川区にあるNTT東日本関東病院です。
医師を目指した頃から「おめでとう」と言う場面のある産婦人科に憧れがあり、外科系のコースで入りました。 ただ、研修医の間は産婦人科になることを悩んでいました。学んでいくうちに抱いたイメージは、産婦人科=怖い、過酷。 管理した分娩で赤ちゃんの具合が悪くなったら…妊婦さんが大出血をしたら…若い患者さんに対し癌の告知をしないといけないとしたら…とか、やっぱり訴訟のリスクが高いのか…当直が多いのか…など色々と考え、当時は産婦人科になるのは諦めようとさえ思っていました。

悩んでいた中で、昭和大学の産婦人科医局を選んだのはなぜですか?

いい意味で、裏切られたからです。
見学の時に先生方が明るい雰囲気で、現場や研究で活躍されている姿が生き生きとしていて、なんだか楽しそう?と驚いたのを覚えています。 ここでしっかりと学べば、不安を払拭し成長できるのではないか、と直感しました。
各分野の専門性が高いことや、関連病院が関東圏に多いこと、女性医師の離職率が低いことなども加わって、入局を決めました。

実際に入ってから本院での研修はどうでしたか?

若手の先生方は抜け目なくフォローしてくださり、上の先生方も構ってくださる先生たちばかりで、教育熱心な雰囲気が医局全体にあります。
当直の申し送りやカンファレンスでは、あれは?これは?とプレゼンの後に指摘を受けます。学会の質疑応答さながらです。その日々の特訓のおかげで、逆に患者さんを診察する時点から、見落としてる鑑別はないか、必要十分な検査はできているかをよく考え、無意識にガイドライン開いて確認することで、系統的に患者さんを診る習慣がついたように感じます。

コロナ禍での後期研修では変化がありましたか?

オンラインミーティングを用いて後期研修医向けのセミナーを開いて下さったり、勤務制限があった時はオリジナルの課題を作って添削もして下さったりと、コロナ禍でも柔軟に教育環境を整えて下さいました。 これは他の医局の同期から羨ましいと言われたこともあります。
そうして、教育的でアグレッシブな雰囲気の良さと、系統的に考える習慣のつく体制のおかげで、ベストな産婦人科研修をスタートできたと思います。

将来はどんな方向にいかれますか?

各分野での研究をしている先生、臨床の場で修練をしている先生など、将来のロールモデルとなる先生方が多い分、どの専門分野も魅力的に映ってしまうのが最近の悩みです(笑)
これからは自身のやりたいことや適正を見極めて専門分野を選択していきたいです。

最後に一言入局を考えている人たちにアドバイスをお願いします。

ヒヤヒヤする場面もありますが、やりがいを感じることの方が圧倒的に多く、産婦人科になって本当によかったと思います!
切磋琢磨できる同期や後輩、憧れの先輩に恵まれたのも、当医局ならではと感じています。 入局先を考えている方だけでなく、産婦人科になることを悩んでいる方がいたら、ぜひ一度見学にいらしてみて下さい。医局員一同、お待ちしています!

田渕医師

愛知医科大学を卒業し、2019年に当院産婦人科に入局されました。
田渕先生は文系大学を卒業されてから医師を目指して産婦人科医になられました。
将来は不妊治療、婦人科のサブスペシャリティーを考えている田渕先生に、なぜ昭和大学産婦人科医局を選んだのか話を伺いました。

なぜ産婦人科医になろうと決意されたんですか?

手術から内科的治療まで幅広く女性のサポートをできると考えたからです。
「おめでとう」と言える科は「産婦人科だけ」と言われますが、実際に研修医で様々な科を回るうちにそれがどれほど素晴らしい事なのか実感できたのも後押しになりました。また、外科的な手技をやりたい気持ちが元々強くありました。特に緊急帝王切開で無事に赤ちゃんを出していた先生方の勇姿が非常に印象に残っており、自分もこうなりたいと思ったことが大きかったです。

その中で昭和大学産婦人科を選ばれた理由は?

最初は市中病院で専門医取得を目指そうと考えていました。しかし、やはり施設によって症例の偏りは多く、その分大学病院は満遍なく様々な分野を学べると感じました。
大学病院での研修を決めてからはいくつか医局見学に行きましたが、あまり深く考えていなかったので気づいたら雰囲気で決めていました。
愛知医科出身の僕はどこに行っても外様なので、自大学出身以外の入局者の多い昭和大学の医局は大変魅力的でした。

産婦人科専門医試験を受験するまで色々な病院を回ったんですよね。

はい、様々な症例を経験させていただきましたし、施設ごとに違った雰囲気を味わうことができました。
大学で学んだ知識を活かし、他施設で活躍できるとモチベーションの増加に繋がりますし、逆に他施設で新たに学ぶことも多くありました。特に北部病院や豊洲病院は大学病院と市中病院の間のような感じで、症例も多く忙しいこともありましたが、仕事も仕事以外もとにかく楽しく過ごすことができました。

これからどんな産婦人科医を目指したいですか?

身近な産婦人科医として女性のライフバランスを支えつつ、お子さんを持ちたいと願っている方々の助けになれるような、この先生に診てもらって良かったと言われるような産婦人科医を目指したいです。
そのための技術と知識、経験を得るためにはどうしたら良いのか。優しい上級医にたくさん相談する予定です。 また、プライベートでも仲良くしてくれる先生が多い医師になりたいです(笑)。

最後に一言入局を考えている人たちにアドバイスをお願いします。

昭和大学出身じゃない僕でも非常に楽しく研修できています。
多方面で活躍されている先生方の多いこの医局で、まずは専門医、そしてゆくゆくはサブスペシャリティ取得を目指し、一緒に楽しく研修しましょう!

小池医師

昭和大学を卒業し、2016年に当院産婦人科に入局されました。
産婦人科の中でも婦人科のサブスペシャリティーを目指す小池医師に、
産婦人科を選んだ理由、婦人科部門の特色を中心に話を伺いました。

研修医はどこでされたんですか?

昭和大学の付属病院である昭和大学横浜市北部病院です。
将来は外科医に憧れ、特に消化器外科医になりたいと感じ、北部病院には消化器センターという大きな医局があったのでそこで研修をしたいと考えていました。また付属病院の中で一番病院がきれいで、当時唯一の電子カルテであったことにも魅力を感じました。

研修中に消化器外科医になりたいと感じましたか?

学生のときは外科医と言えば消化器外科というイメージがあったんでしょうね。2年間の研修で消化器以外の手術を学ぶ中で、自分がやりたいのは本当に消化器なの?という疑問が出てきました。外科の先生方はとても忙しい日々を送っていて、毎日朝早く出勤し夜も遅くに帰宅している姿を目の当たりにしてきました。そんな中で自分が本当にやりたいことでないと仕事が続かないと感じ、消化器外科以外の外科にも目を向けるようになりました。

それでなぜ産婦人科に?

実は産婦人科を研修するまで、自分の中ではやりたくない外科ランキングトップ5に入っていました。特に産科に対しては医師の人手不足や訴訟の問題などとてもイメージが悪かったです。産婦人科に入局すると決めたときには周りの人が一番びっくりしていました。

産婦人科医になろうと決めた具体的な理由はなんですか?

数ある外科の中でまずきっかけになったのは、何といっても医局の雰囲気が大変よく、悪いイメージが一転したことでした。
特に医局の先輩で廣瀬先生と小田原先生の2人の先生がとても活き活きと仕事をしていて、自分もこんな環境で仕事がしたいと感じるようになりました。次にお産です。正常分娩から異常分娩まで時間の読めないお産に対し一日中院内を走り回り、時には緊急帝王切開をし、一日の終わりには疲弊している先生方を見てやはり産科は大変だと思っていました。しかし、お産が終わった妊婦さんに「おめでとうございます!」と先生が声をかけ、涙ながらに「ありがとうございました!」と答えているのを見て、なんて素敵なやりとりだなと感じました。とてもやりがいのある仕事だと感じました。

現在はがん研有明病院で研修されていますね。
大学との違いはどこで感じますか?

がん研有明病院は国内トップの症例数です。手術や化学療法、放射線療法などの治療だけでなく診断技術やがん患者さんの生涯にわたるケアなど経験豊富な病院だからこそ学べる知識や技術があると感じています。そして多くのがん患者さんの声を聞くことができます。
そのような施設で研修をさせていただいた医局には大変感謝していますし、昭和大学ががん研有明病院との繋がりがあることも魅力の一つです。

最後に一言入局を考えている人たちにアドバイスをお願いします。

昭和大学産婦人科の医局の先生は昭和大学出身者だけでなく全国から多くの先生が来ています。それだけ気の合う先輩や後輩に出会う機会も多く、魅力の詰まった医局だと感じています。
入局した後もサブスペシャリティーを取るために多方面の繋がりを利用して自分のやりたいことを学ぶことができます。是非一緒に仕事をしましょう!

関谷医師

昭和大学を卒業し、2015年に当院産婦人科に入局されました。
産婦人科の中でも産科のサブスペシャリティーを目指す関谷医師に、産婦人科を選んだ理由、周産期医療の特色を中心に話を伺いました。

なぜ、産婦人科医に?

曾祖父から産科の開業医で、幼いころから地域の産科開業医である父親を見て育ちました。その中で自然と父親のような医師になりたいと思いました。自分にとっての医師像が産婦人科医でありました。
産婦人科医にならなければ医師になった気がしないため、産婦人科医になりました。

関谷先生はサブスペシャリティーとして周産期を選ばれましたが、一番の理由は何ですか?

お産が一番好きだからです。
婦人科も好きですが、なによりお産が好きです。周産期の中にも、出生前診断、妊娠管理、分娩管理がなど色々な分野がありますが、お産は、結果としての分娩様式(経腟分娩、帝王切開)や母児の状態が分娩管理者に依存しやすいです。母児ともに良い状態での経腟分娩がベストだと考えているので、そこに向かって修練を積むのは大変やりがいがあります。
また、産科では、普通であったはずの分娩が、普通でなくなってしまったために起こるトラブルが多いです。普通のことを普通に行うということは簡単なようで、簡単でありません。普通のことを普通に終えるために周産期をサブスペシャリティリティとしました。

無痛分娩にも積極的に取り組まれていますが、産科麻酔ではどのような研修をしましたか?

総合周産期センターなど設備や人員が恵まれている状況では話は別ですが、そうでない場合も多々あります。そういった場合、産科医は自身で母体に麻酔をかけ全身管理をし、産科手術を行う必要があります。また、区域麻酔を用いた無痛分娩の需要も高まってきているため、麻酔科としての無痛分娩の知識と手技、産科としての無痛分娩が分娩に及ぼす影響や、その分娩管理を理解し修練を積むことも必要です。
そのため、日々、麻酔医として中央手術室で全身麻酔、区域麻酔を行い、産科病棟では無痛分娩(区域麻酔)を実施するだけでなく、産科医としてもその分娩管理を行っています。

麻酔科標榜医をとれるメリットは、何ですか?

無痛分娩のために区域麻酔(硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔)は医師であれば、行うことができます。しかし、麻酔に関わる深い知識、正しい手技、経験がないままに実施すると、大変危険な状況になり得ます。麻酔科標榜医は『2年以上の麻酔の業務に従事し、かつ麻酔の実施を主に担当する医師として気管への挿管による全身麻酔を300症例以上実施した経験を有してること』が条件であり、これのより一定の修練や経験を積むことができます。無痛分娩を行い、安全な麻酔管理を行うにあたって、麻酔科標榜医は必要なものだと考えています。
昭和大学では産婦人科と麻酔科の医局が連携し、産科修練を積みつつ、麻酔科修練を積み、麻酔科標榜医を取得することが可能です。実際に私も産科、麻酔科の修練を積みつつ、産婦人科医として学位や、周産期新生児専門医といったサブスペシャリティリティを取得することができましたし、今後は麻酔科標榜医を取得するつもりです。

最後に一言入局を考えている人たちにアドバイスをお願いします。

人それぞれ、産婦人科医になりたい、もしくは産婦人科医になった背景や理由、志すものは違うと思います。昭和大学産婦人科医局は多様性があり、それぞれの進むべき選択肢があるため、おすすめです。

■■医師

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

■■■■■■■■■■

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

■■■■■■■■■■

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

■■■■■■■■■■

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

■■■■■■■■■■

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

■■■■■■■■■■

サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト

お問い合わせはこちらから

見学等のお問い合わせは下記フォームよりお願いします。

〒142-8666
東京都品川区旗の台1-5-8

代表番号TEL:03-3784-8000

外来予約番号TEL:03-3784-8522

昭和大学病院は旗の台駅東口より徒歩約5分となります。
外来患者さんは、中央棟1階正面入り口からお越しください。