東京都周産期ネットワーク事業 講習会「日本母体救命システム普及協議会（J-CIMELS）公認：J-MELS ベーシックコース」開催

東京都からの委託事業として院内と近隣施設の産婦人科医師、助産師、看護師を対象にJ-CIMELS公認の母体救命講習会を開催しました。

J-MELSベーシックコースは、産婦人科医師にとって必須の母体急変時の初期対応について、シナリオシミュレーションで学ぶ4時間の実習コースです。全国で展開されているコースで当院でも定期的に開催しています。
今回は午前・午後と２コース開催し、合計34人の受講生と院内外の救急、麻酔、産婦人科医、助産師の8人のインストラクターが参加し、寒い中でも熱気あふれる講習会となりました。

当院は、東京都の母体救命対応総合周産期センターの指定を受け、産婦人科としても救命科、麻酔科、新生児科、看護部や他の関連部署と連携して産科救急に力を入れています。
今後も、コース開催を通じて、地域連携の強化を図りたいと考えています。

産婦人科学講座講師　新垣　達也