昭和大学などの研究グループが、日本で初めてHPVワクチンの子宮頸がん予防効果を報告 – HPVワクチン接種の促進、子宮頸がん予防推進に期待

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左から、関沢明彦教授、小貫麻美子講師、松本光司教授


昭和大学医学部産婦人科学講座(東京都品川区/学長:久光正、講座主任:関沢明彦)の小貫麻美子講師と松本光司教授らの研究グループは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの子宮頸がん予防効果をわが国で初めて報告しました。一般公開されている全国がん登録データと日本産科婦人科学会の腫瘍登録データを年齢層別に統計解析し、20代女性でのみ、子宮頸がん罹患が2011年以降有意に減少していることがわかりました。さらに、HPVワクチンが予防できるHPV16型とHPV18型の検出率が20代の子宮頸がんでは2017年以降減少していることを明らかにしました。本研究成果は、2023年9月8日(米国東部標準時間)に国際科学誌 『Cancer Science』 オンライン版に掲載されました。 

つづきは、大学プレスセンターの記事をご覧ください。 

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